2016年6月9日木曜日

「ドリームガールズと誕生日」

何月だったか、「イケメン男子」というステージの演出をやったとき、「ドリームボーイズストーリー」というタイトルでミニミュージカル風歌謡ショーをやったのだが、タイトルはブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」のパクリ。その本家の「ドリームガールズ」が日本に来ているというので、昨日観に行ってきた。

3度目の来日公演らしいが、藤原は初めて。8日は初日の舞台だったが東急シアターオーブの客席は満席。日本の会場はブロードウェイの劇場よりかなり広いし、現代的な創りの「箱」なので少し雰囲気は違ったが楽しんだ。

それにしても圧倒的な歌唱力。感動の拍手が鳴りやむまで芝居が時々少し止まる。舞台はほぼノーセット。灯りと映像と幕だけ、ってな舞台なのだが、なんと言っても歌唱力が勝っていた。結構舞台に近かったから、舞台両サイドの字幕を読む目線と舞台を見る目線の忙しさ!(笑)

ニューヨークのブロードウェイミュージカルは娘が高校2年生の時と19歳でアメリカ」に留学した時二人で何作品か観た。「美女と野獣」「マンマ・ミーア」「ウィキッド」・・・あとは何だったか・・・たぶん時差ぼけと戦いながら観劇しているから記憶に薄いのかも(笑)

娘ですら、「ドリームガールズ」はパパと観たかも、と言っていたぐらいだからね。(俺は初めてだよ!)

つい先日、劇団四季の「ライオンキング」を観に行ってきた。四季のライオンキングを観るのは2度目だったが、それなりに楽しめた。ただ、日本のミュージカルは、若い役者が「いくら貰っているのかなぁ」とか「歳とって食っていけるのかなぁ」とかいろんな現実的妄想が付随してくるので、海外で観るミュージカルほど楽しめない。

そんなこんなで、昨日は66回目の誕生日だった。社員はケーキで祝ってくれたし、カミさんは布で編んだ室内履き草履をくれた。イギリスに居る息子とサンクト・ペテルブルグの友人はお祝いメールをくれた。入院中の娘のメールが一番早かったけどね。あぁ望まなくても、歳を重ねる現実・・・