「鍛える」
3年ぶりぐらいになるだろうか、久々ゴルフコースを回った。それも「薄暮」というやつで、15時ごろスタートで9ホールのみ。9ホールを終えるころには陽が陰り、そこからは打ったボールが見えない、という状況になる。ぎりぎり間に合ったけど。相手は御年75歳になる「じいさん」(笑)。
さて、カートに乗ってから何かが足りないと気付く。「スコアカード忘れた!」「いいよいいよ何個打ってもいいんだから」こんな会話をしながらいい加減なゴルフを始めた。結構ボールは飛んだよ、真っすぐに。もちろん林に直行したボールも、いくつかはあったけど。
彼、「愛ちゃんもう一個打ったら」僕「いやだ、せっかく真っすぐ飛んだからこれでいい」などと、たわいもない会話をしながら2時間ほど、つかの間現実を忘れて楽しむことができた日曜日だった。
そうそう、彼は今でも「愛ちゃん」と呼ぶ。40年ほどの付き合いだもんね。彼は禿げたし、俺もくたびれてきた・・・でも、それなりに楽しかった。朝から出かけてフルで回ろうとは思わないけどね。
最近、6年ほど使っていなかった「ボート漕ぎ」のマシンを使い始めた。寝室に置いたまま、6年以上は洋服の下に埋もれたりしていたのだが、急に思いついて漕ぎ始めた。体に緊張感を持たせないと、ズルズルとくたびれていきそうな気がしたからだ。
これは6年ほど前、還暦を祝った中学の同窓会に参加する時に買ったものだ。筋肉をたくましく鍛えてカッコよく同窓会に出席しようとの魂胆で買い求めたものだ(笑)。だから同窓会のあとは無用の長物だったわけ!
身体は鍛えれば結果がでる。メンタルな部分は、鍛えるなんてできるんだろうか・・・などと、今更ながら思ったりもする。